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保険営業のための5つのプロフィール戦略⑤「神話の法則(前半)」

保険営業マンのためのプロフィール戦略「〔5〕神話の法則(前半)」

20万人とも言われる、生命保険募集人の中から、
頭1つ抜け出して顧客から選ばれるためには何が必要でしょうか?

そこで重要な役割を果たしてくれるのが、
「プロフィール」です。

プロフィールを作る上で、
押さえておくべきポイントは5つです。

  1. 顧客の購入心理
  2. 竹やぶ理論
  3. カテゴリーキラー戦略
  4. ヒーローの3条件
  5. 神話の法則

まず、顧客の心理を知り、
(2)~(4)のポイントに沿って、

あなたの中に眠る顧客にとって
興味関心度の高い情報を整理し、

それらを今回の「神話の法則」に沿って、
物語のパワーを使って顧客に伝える。

これによって自己紹介が
アプローチの強力な武器になり、

あなたはライバル達から
簡単に頭1つ抜け出すことができるでしょう。

では、具体的に何にフォーカスして、
プロフィールを作り込むのか?

最後は5つ目のポイント
「神話の法則」について解説していきます。

「神話」はなぜ現代まで消え失せなかったのか?

「神話」、それは何千年も前から、
人づてに語り継がれている物語。

物語を記録する術はおろか、
文字すらもない時代から色褪せることなく、

脈々と語り継ぐことができたのは、
理由があります。

神話の法則」とは、

クリストファー・ボグラーが書いた書籍です。

簡単に言うと、

  • なぜ神話は語り継がれたのか?
  • 語り継がれた神話と語り継がれなかった神話の違いは何か?

を研究し、それをまとめた本です。

研究の結果その理由が分かりました、
あなたにはその理由がわかりますか?

文字もない時代から現代に至るまで
神話が録音機械もなしに、

一文字も漏れることなく、
後世にまで語り継がれてきた理由が。

答えは、
「その神話が面白かったから」です。

なんだ、そんなことか!

と思う人もいるかもしれませんが、
これってすごく重要なことなんです。

その面白さゆえに、親から子、子から孫へと、
後世に語り継がれていったわけです。

何となく想像ができませんか?

はるか昔、娯楽も少ない時代、
とある集約の夕食後のひと時。

焚き火を囲んで、星など眺めながら、
1人の子供が言いました。

「ねぇ、おじいちゃん、またあのお話聞かせて!」

おじいさんは、子供達を集めて
ゆっくりと物語を語り出します。

子供達は、目をキラキラと輝かせて
その物語を聞き入っていきます。

何度も何度も繰り返し
おじいさんの話を聞いているうちに、

いつしか一言一句逃すことなく記憶し、
気づけば自分が子供達に話すようになっている。

こうして、子供達を引きつけた
面白い神話だけが語り継がれてきたのです。

だって、つまらない話なんて、
誰も聞きたくないですよね?

プロフィールだって同じ、
聞き手に面白いと思ってもらわなければ、

興味を持って聞いてもらえないので
”負け”なわけです。

現存する神話には共通のシナリオがあった!?

クリストファー・ボグラーが、
神話が数千年の時を超えて、

現代まで語り継がれるほど面白い理由の、
解明を続けていくと、

現代にまで語り継がれた神話の中には、
ある共通点があることがわかりました。

それは、残されたほぼ全ての神話が
同じストーリーを辿っていると言うこと。

では、神話に共通するストーリーを
簡単に解説していきましょう。

主人公はある日突然、
日常世界から非日常の世界に招かれます。

非日常の世界に行くか行かないかは、
主人公の自由なのですが、

いざ、行く!と心を決め、
非日常の世界に飛び出そうとすると、

門番(ゲートキーパー)現れて、
主人公の本気度を確認するのです。

非日常の世界に出ていく覚悟があるのか?
お前本当にそれができるのか?

と。

主人公は自分にできるのか悩みに悩みますが、
非日常の世界に出ていくということを決めるのです。

成功や失敗を繰り返しながら、
主人公の成長と共に物語は進んでいきます。

主人公を大きく成長させる要因の1つは、
旅の途中で出会う様々な仲間たち。

さらに仲間と一緒に成功や失敗を
繰り返しながら物語は進んでいきます。

そろそろ大きな成果が得られそうになると、
主人公の足を引っ張ったり、物語をかき回す

トリックスターと呼ばれる
キャラクターが出現。

決して悪い奴ではないんですが、
仲間になったり敵になったり、

余計なことをして見たり、言って見たり
読者をもどかしい気持ちにさせます。

特に何か役に立つわけではないんだけど
でもいないとちょっと寂しいキャラクター、

それが、トリックスター。

トリックスターにも負けず、
さらに成功と失敗を繰り返し、

最後に宝を手に入れて
日中の世界に宝を持ち帰る。

これが神話の法則に共通する
一般的なストーリなのです。

つまり「神話の法則」は人を惹きつける
ストーリーの手引書ということです。

なので「神話の法則」をそのまま、
プロフィールにも使っちゃいましょう!

後半につづく。

 

前の記事→保険営業マンのための5つのプロフィール戦略④「ヒーローの3条件」

 

今野 洋

この記事を書いた人

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