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アポが取れない！新型コロナで外出自粛。あなたはその時何をする？
2020年4月7日。新型コロナウイルス感染拡大にともない、ついに政府が緊急事態宣言を発しました。
それまでも「外出自粛」の要請はあり、保険営業パーソンも、会社からは「アポイントを自粛せよ」と指示され、またお客様からは「アポ？ いやいや来ないでくれ！」（もちろん直接的にはそう言われないでしょうが）の雰囲気が……。
アポを取り、お客様と対面でお話をする……。
人と会って商談をして成果を出すことが、保険営業パーソンの当たり前のビジネスのスタイルだったわけですが、今はそれができない！ アポが取れない！ まさに武器を取り上げられたような状況でしょう。
そして緊急事態宣言という、決定的な出来事に至り……。
「アポが取れないんじゃあ、もう辞めてしまおうかな」
そう考える保険営業パーソンが続出することは、残念ながら明らかです。
ただ、「ここで負けたくはない！」とがんばる方々も多くいるはずです。
「アポが取れないこんな時期に、何をすればいいのか？」
今回はそんなお話をしたいと思います。
保険営業パーソンにとって「普段お世話になっている人」とは？
「人に会えない日々が続く」
「外出できない毎日」
「埋まらないアポの予定」
さあ、保険営業パーソンであるあなたは、何をするでしょうか？
「アポがないんじゃ、何もすることがない」？
いやいや、そんなことはありません。
ここは逆転の発想で、アポがあって忙しく動き回っているときにはできないことを、集中してやってみるべきです。
私が提案したいのはコレ。
「普段お世話になっているけど、お礼をできていない人をピックアップする」。
普段お世話になっている人というのは、要するにあなたの保険営業の仕事に関しての〝キーマン〟です。いつも陰から気にかけてくれている人、お客様を紹介してくれる人……。そんな人たちを、アポ取り以前に、あらためてピックアップしてみるのです。
もちろん、直接保険を契約していただいているお客様も、自分にとって〝お世話になっている人〟ですよね。
しょっちゅう連絡があるわけでもない、頻繁に会うわけでもない……でも毎月未納もせずにちゃんとお金を払って下さるお客様……。本当にありがたい存在ですよね。
そしてあなたの「マネジャー」に当たる人も、普段お世話になっている人ですよね。営業所長、支社長、機関長、代理店社長、支社長……そういった方々です。
普段の仕事のやりとりの中では、時にはぶつかったり不満を持ったりすることもあるかもしれません（笑）。でも、自分を支えてくれる人には違いない。この方々も、お礼をする対象です。
さらには同僚、仕事外の友人、そして家族……これらもまた大切な存在であり、普段お礼をできていないのでは？
ストレートにメッセージを伝えよう！
さて、「普段お世話になっているけど、お礼をできていない人」をピックアップしたら、次にやることは……「アポを取る」？ 違いますよね。そう、「メッセージ」の発信です。手紙、はがき、あるいはメールやＳＮＳなどで、まずは自分の言葉を相手に伝えるのです。
じゃあ、どんなメッセージがいいか？ 相手から「今さらどうした？」と思われないようなメッセージって……。
そこで私なりに考えてみました。
ご無沙汰しております。
新型コロナ感染症拡大での外出自粛によって、なかなか人に会いにくい状況が続きますよね。そこで、空いている時間を使って、普段お世話になっているにもかかわらず十分なお礼を伝えられていない方に対して、今回あらためてお礼メッセージをお送りすることにしました。
こうした書き出しで、その後は相手によってカスタマイズした内容を書くわけです。
そう、要するに「ストレートに」感謝の気持ちを伝えればいいのです。
普段は言いづらいことでも、みんながまいっているこんな時だからこそ伝えるべき！ アポのお願いではない、必ずしも保険営業の成果には結びつかないかもしれない……でもこれはきっと、後々につながる大きな意味があるはずだと思うのです。
「アポが取れない」……そんな状況のなかで、無理矢理お客様に会おうとしても無駄。「今できること」を考えていきましょう！
