保険営業パーソンの「副業」……相性が良いのはこの3つのビジネスだ!

 

保険営業パーソンに「安定した収入の柱」を

 

アポが取れない、お客様と会えない……。

昨年はとても考えられなかった状況に陥ってしまった2020年。

保険営業パーソンにはさまざまな変化が求められていますよね。

「リモート営業時代の勝者となるべく、いち早くオンラインのビジネススタイルへと大きく舵を取る」。

もちろんこれは大事。というか、必須。

そしてさらに、保険営業以外にも、安定した〝収入の柱〟を持っておきたいと考える人も多いことでしょう。

そう、「副業」ですね。

ここで、保険営業パーソンに向けてさまざまなセミナーを開催し、多くの保険営業パーソンを見てきた私なりに、「保険営業パーソンに相性の良い副業」をいくつか挙げてみたいと思います。

今回は特に「富裕層」「経営者層」を相手とした、「大きく稼ぐ」ための副業、片手間に行う副業ではなく、「多角化」「複業」の意味合いの強いものについてお話しします。

 

「財務コンサルタント」として社長をヘルプ

 

保険の顧客である経営者に、保険とは別に経営のアドバイス、コンサルティングをして収入を得る……。一口に〝経営〟といっても、保険営業パーソンにとって相性のいい分野は、お金のこと=「財務」ですよね。保険も経営における財務の一部なわけです。

多くの経営者が財務に対してどんな悩みを抱えているか?

まずは、「自分の会社で何が起こっているのかを財務的に認識したい」ということ。そして「その事象に対してどんな手を打てば理想的な財務になるのか」ということでしょう。決算書が理想的なものになれば、資金調達の際にも、将来的に事業承継をする際にも有利になるわけです。

実は、このことについて経営者にアドバイスするという存在は、ほとんどいないものです。

「そういうことは会社の顧問税理士が面倒をみているのでは?」と思う人もいるかもしれません。しかし、たいてい顧問税理士はあくまでも会社の〝税務〟に関する仕事をしているもの。そちらの忙しさから、なかなか財務についてのアドバイスまではできないものです。

もちろん、財務・会計について真剣に勉強する必要はあります。しかし、経営者にとってみれば、気心知れた保険営業パーソンがここまで面倒をみてくれるのは、実にありがたいことなのです。

 

時代は「M&Aアドバイザー」を必要としている

 

「M&Aアドバイザー」……近年大きく注目されているビジネスであり、コロナ禍において廃業、倒産の危機が蔓延する今、さらに世の中が求める存在の仕事といえます。

ごく簡単にいってしまえば、会社の売り買いを仲介する、という仕事です。

この資本主義社会において最大の〝商品〟、最も高額で売り買いされるものとは何か? それは〝事業〟そのものでしょう。それを扱うわけですから、もちろん大きく稼げる仕事です。

経営者に対しての訴求力は? これもまた強力。

保険営業のクライアントである経営者に対して……。

「社長、今の会社は今後どうされるおつもりですか?」

「社長の会社に今、どのくらいの価値があるかご興味ありませんか?」

こうした問いかけは、経営者の心をグッとつかむものです。

で、会社の価値が大きくなればなるほど、当然のことながら扱う額が大きくなります。私の知り合いでも、売る側、買う側からの仲介手数料が合計1億円(!)というケースを扱ったM&Aアドバイザーがいます。

このM&Aもまた、専門知識の勉強は当然必要。でも、財務コンサルタントの勉強に比べれば比較的ハードルは低いといえます。

それよりも大切なのは、「自分の会社の命運」を経営者と一緒に考えること、経営者に寄り添う姿勢でしょう。でもこれって、保険営業パーソンにとっては〝得意分野〟といえるのではないでしょうか?

 

「経営者専門コーチ」は優れた保険営業と同じ

 

「経営者に対するコーチング」で収入を得る……。

実はこれ、保険営業パーソンと本当に相性が良い仕事なんです。

私に言わせれば、優れた保険営業パーソンは、お客様にとっての「コーチ」そのもの。ゴールを見つけ出すお手伝いをして、そのゴールに到達する手段のひとつとして保険商品を提案する……これが保険営業だと考えています。

だから、保険営業パーソンにとっては、この副業が最も相性が良いといえます。

ただし、財務やM&Aと比べて、経営者自身がニーズに気づいていないことが多いものです。

「コーチング? 自分には関係ない世界の話だよね」

そう思う経営者が多いものです。

でも、これは私自身がコーチングを受けることで、また経営者へのコーチングをすることで実際に経験したことですが、コーチングによって経営者の自己変革が起これば、本当に簡単に会社の年商は何倍にもなるものなんです。

なかなかそれに気づいている経営者がいない、ということはありますが、このコーチングのスキルは、先ほどもお話ししたように、保険営業のスキルと非常に似ている。だから、保険営業パーソンであるならば、コーチングのスキルの習得は容易なことだと思います。

 

さあ、3つのビジネスを紹介してきましたが、あなたはどのビジネスに魅力を感じたでしょうか?

「保険営業は最強の営業」……これは私が常々考えていることです。あなたも自分の持つ力を信じて、挑戦してみてはいかがでしょう?

 

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大坪 勇二

この記事を書いた人

【仕事のプロを育てるプロ】 コンテンツプロデューサー。人脈術と交渉術の専門家。

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