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圧倒的に変わる!! 自分をコーチングする技術【入門編】3「現状を超えたゴール」

最新の心理学、認知科学をベースとしたコーチング理論を使って自分自身のパフォーマンスを最大化するセルフコーチングを実践し、個人はもちろん、スポーツチームや会社組織まで幅広い人々のパフォーマンスを高める専門家であるプロコーチによるセルフコーチング講座第3回。(第1回はこちらから)(第2回はこちらから

今回は「ゴール設定」その正しい方法についてお話します。あなたがビジネスでもプライベートでも、自分自身の望む成果を手に入れるためには正しいゴール設定が必要です。それができた時、あなた自身が驚くような成果が生み出されるでしょう。そんなゴール設定には3つのルールがあります。今回はその一つ目をお話しましょう。

正しいゴールが設定されると驚くべきパワーが生み出される

私たちの脳と心すなわち”マインド”は
ゴールが設定されると
それを実現しようと動き出します。

たとえば

「今夜はラーメンが食べたい」

というゴールがひとたび設定されると

あなたのマインドはラーメンを食べずにいられなくなります

仮に、
取引先との付き合いで、
別の物を食べることになったとしても、

一人になった帰り道、

偶然目に入ったラーメン屋に
飛び込んでしまう。

そんな事が起こるのです。

この性質を利用すればとんでもないことが起こせます。

もしあなたが
自分自身が成長できるような正しいゴールを設定することができれば、

あなたのマインドは、

”自分自身を成長させずにはいられない”状態になるのです。

そこには努力とか根性などいりません

夜中にラーメンが無性に食べたくなる。

そんな感覚で自分自身を成長させたくなるのです。

そうなってしまえば、

あなたは自然に日々、自分自身のマインドに従って行動しているだけなのに、

周りの人から

「すごいがんばっている」

「最近の彼の活躍には目を見張るものがある」

「まるで別人のよう」

そんな風に言われるようになります。

これこそが、
正しいゴール設定がもたらすマインドのパワーなのです。

自分を成長させるゴール

では自分自身を成長させるゴールとは
一体どんなものでしょう?

それは

「自分自身の現状をはるかに超えたゴール」です。

今の自分では到底実現できない。

やり方もわからない。

その実現には自分自身を大きく変化させることが必要

そんなゴールを設定する必要があります。

これまでの多くの自己啓発やコーチングに関する書籍では、

もしかすると逆のことを教えていたかもしれません。

「今の自分にできる範囲のことをまずやろう」

「次の一カ月でできることは?」

「堅実に一歩ずつ」

しかし、

最新の認知科学によって、

そのようなゴール設定が間違いであることが証明されました。

第2回の記事でお話したように、

私たちの脳は通常、省エネモードで稼働しています。

今の自分に手の届くようなゴールに対しては、

現状維持でもできる範囲と判断され、

脳は通常モードのまま対応しようとします。

ところが、

自分自身が変化、成長しなければならないような

「大きなゴール」が設定された瞬間、

「やばい。省エネモードのままじゃ無理だ。本気出さなきゃ!

となって脳が省エネモードを解除し、

大きなエネルギーと創造性を生み出してくれるのです。

ゴールを設定するとは思い描くだけではダメ!

たとえば、あなたが

「5キロ痩せたい」

そんなゴールを設定しても、

あなたの脳はなかなか本気にはなりません。

「やろうと思えばいつでもできる」

とマインドが認識すると現状を変える力を
脳が生み出さないからです。

そんな状態で意思の力で無理やりやろうとしても
なかなかうまくいきません。

でも、
普段、まったく運動もしていないのに、

「東京マラソンを完走するぞ」

なんて自分を大きく変えなければならないゴールが設定されると、

「これは今の自分のままじゃダメだ」

マインドが大きく動き出すのです。

するとマラソンの練習方法を学んだり
実際にトレーニングを開始するエネルギーが
生み出されます。

結果、
「5キロ痩せる」
は通過点として気が付いたら達成していることでしょう。

ただし、

この

「東京マラソンを完走するぞ」

というゴールが

“正しく設定された状態”というのは、

ただ単に、頭に思い浮かべるだけではダメです。

「それが自分にはできる」

という確信が必要です。

それがないゴールは

まさに絵に描いた餅。
自分には嘘がつけないので、
あなたのマインドは本気になってくれません

この

「自分にはできる」

という確信をエフィカシーといいます。

これについてはとても重要な概念なので、
別の機会に詳しくお話します。

そしてもう一つ、重要なことがあります。

それがゴール設定3つのルールのうちの2つ目にあたります。

それについてはまた次回お話ししましょう。

 

次回:圧倒的に変わる!! 自分をコーチングする技術【入門編】4「心からやりたいことをゴールに」

このシリーズの全記事はこちらから

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奈良有樹

この記事を書いた人

パフォーマンス・エンハンスメント・コーチング認定コーチ 2happiness代表 町田コーチングスクール主宰 プロコーチチーム「レ・アーリ」代表 コーポレートコーチングチーム「FUTICE COACHING」 代表 社会福祉法人の経理、経営管理として部門別採算制度の導入を主導し、数値の見える化、部門ごとの目標設定サポートなどを通して、1年で赤字2,000万円の事業所を6,000万円の黒字に変える。また、社会福祉法人における会計士監査制度導入への対応など、財務、経営管理の分野で豊富な実務経験を持つ。 他方、コーチとしても就労困難な方の一般就労や社会不安障害の方の社会復帰を実現するなど、過去ではなく未来にフォーカスするコーチングで多くの方の夢の実現をサポートしている。コーポレートコーチングの社内での実践経験も豊富で企業研修や、コーチングセミナー、コーチ向けの勉強会など様々な場所で講師としても活躍している。