これだけは知っておきたい仮想通貨の知識 『トップ1%の人だけが知っている「仮想通貨の真実」』

「保険営業マンは保険商品のことさえ知っていればいい」?
もちろん「ノー」ですよね。
お客様と信頼関係を築くためには、お客様とさまざまな話をしなければなりません。

「仮想通貨投資に興味があるんだけど……」

お客様からそう言われたら、あなたはどんなコメントをしますか?

「仮想通貨」の基本は押さえておきたい

保険営業マンにとって、お客様との(直接保険商品などと関わりのない)さまざまな会話は、お互いの信頼関係づくりの上でかかすことのできないものでしょう。
時にはお客様の人生に寄り添い、将来の生活設計や、お客様がもっと豊かになる方法につて一緒に考えることのできる保険営業マン…。お客様にとっては、とても心強い存在となるはずです。

だから、保険営業マンはさまざまな知識を仕入れていおかないといけない。世間で話題になっていることがあれば、それに関連する本の一冊くらいはざっと読んでおく。
「○○という本には、こう書いてありましたよ……」
その知識が本の「受け売り」だったとしても、それはそれで「話のネタ」であり、お客様が知りたいと思う世間の「情報」のひとつだったりするものです。

たとえば昨今、世間を賑わせている「仮想通貨」。

2016年頃から「未来の通貨」「新しい投資対象」として注目を集めていた仮想通貨ですが、翌2017年にはビットコインの高騰によって大幅に資産を増やす「ビットコイン長者」も多く出現、もはや投資というより「投機」のフィーバーぶりとなりました。

そして2018年1月、仮想通貨取引所「コインチェック」が、数ある仮想通貨のひとつ「NEM」580億円(!)が不正送金されてしまうという事件が起きました。
それまでも仮想通貨は連日のようにさまざまなメディアで話題として取り上げられていましたが、このコインチェックの事件により、さらに存在が一般に広まったといえます。

お客様の中には、もっと豊かになるために、仮想通貨を投資対象として考えている人もいるでしょう。そんなとき、仮想通貨のリスクや将来性などを語れたら、お客様のお役立ちにもなりますよね。
グッと専門的な知識を伝えることができれば何よりですが、まずはせめて「仮想通貨とは何か?」「仮想通貨って、儲かるの?」「仮想通貨って危ないの?」「どんなリスクがあるの?」といった、簡単な知識くらいは身に付けておきたいものです。

仮想通貨の「5つのリスク」と、さらにもうひとつのリスク

今回ご紹介する『トップ1%の人だけが知っている「仮想通貨の真実」』(日本経済新聞出版社)は、そんな仮想通貨のあれこれをざっくりと知るために適した一冊といえます。

この本は以前こちらでもご紹介した『トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」』のシリーズ第2弾という位置づけになっています。2015年に発行された前作でも仮想通貨に関する話題は取り上げられていたのですが、「仮想通貨という新しい潮流に乗り遅れてはならない」といった主張とその背景の解説にとどまっていました。今回の本では、一冊丸ごと、仮想通貨についての内容となっています。

この本で語られる「真実」とは何か?
仮想通貨の成り立ちや「(仮想通貨が)世界をどう変えていくのか」についても書かれているのですが、なんといっても注目すべきは、仮想通貨の「リスク」です。

「ITリテラシー」のリスク、「管理」のリスク、「取引所」のリスク、「ボラティリティー(価格の乱高下)」のリスク、「仮想通貨にまつわる税金」のリスクという5つのリスクに対する著者の見解、対応策が書かれていて、中でも「取引所」のリスクは、まさにこのたび話題となった「コインチェック」の流出事件そのものです(この本の発行が2018年1月25日ですから、図らずもタイミング的にピッタリの内容となった感じですね)。

 さらに、5つのリスクに加えて、1章分を費やし言及しているリスクがあります。それはずばり「詐欺」のリスク。仮想通貨の盛り上がりとともに横行する詐欺的なビジネスに関して、著者自身や著者の周辺の実体験も交え、注意を喚起しています。
 リスクについて詳しく触れられているとはいえ、この本は決して仮想通貨(及び仮想通貨の投資)を否定しているものではありません。シリーズ前作同様、仮想通貨が今後のお金の世界の新しい潮流であることも説明し、リスクを知った上で「仮想通貨と上手に付き合っていこう」というのが、この本の主旨であるようです。

「幸せな老後」と仮想通貨

仮想通貨と上手に付き合うために必要なこととは何か?
ひとつは仮想通貨に対する正しい知識を得ることであり、さらに仮想通貨を投資対象とするのであれば、「正しい投資マインド」を持つことだといいます。この「正しい投資マインド」についても、仮想通貨を事例にさまざまな〝心得〟が紹介されています。

では、どうして仮想通貨と上手に付き合っていくことが大事なのか?

それは仮想通貨(への投資)が、「幸せな老後をつくる」ことにつながるからです。
シリーズ前作同様、この本でも「この国で、このままサラリーマンを続けていても、幸せな未来は迎えられない」といったことが書かれています。そのためには戦略的にお金を殖やすことが必要であり、仮想通貨はその一手段でもある、というわけです。だからそこ、上手に付き合い、仮想通貨を自分の味方にすることが重要なのです。

仮想通貨そのものを解説するのではなく、「お金のリテラシー」のひとつとして仮想通貨に着目しているのが、この本の大きな特徴でしょう(実際、仮想通貨の小難しい技術的解説はほとんど書かれていませんし)。

「投資」は、「自分の未来、家族の未来を見据えて〝今〟お金を使う」ことだといえます。
これはまさに「保険」も同じですよね。
「投資」も「保険」も、何のためにあるかといえば、それは「未来」のため。
ですから、仮想通貨投資に限らず、保険営業マンが投資についての理解を深めることは、決して無駄なことではないでしょう(自分自身が豊かになるためにも、ね)

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この記事を書いた人

【コンテンツプロデューサー】



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