保険営業は「何のために」働くのか?

先日開催した保険営業セミナーの中で、気づいたことがあります。

「人は何のためにハードワークをするのか」についてです。

というのも、セミナーのゲストであるYさんには、
「お母様のご病気でできた借金返済」のためにお金を稼がなければならず、保険営業になった過去がありました。
すなわち保険営業としてハードワークをこなす明確な理由があったのです。

保険営業の仕事は、「成果によって報酬が決まるため収入が不安定」「契約数や営業数にノルマが課される」など他業種と比べてかなり厳しく、
一般的にはよく「キツい」「やめとけ」などと言われてしまうのも確かです。

では保険営業である私は、
そして、あなたはいったい何のために一生懸命働くのでしょうか?

保険営業が働く2つの理由

「人は何のためにハードワークをするのか」
私は、保険営業パーソンの中で大きく分けて2種類の理由があると考えます。

一つは、「何らかの理由や目標があり、お金を稼ぎたい明確な理由がある」

Yさんのような理由であったり、
あるいは、子供の教育、家を建てる(私はかつてこれでした)など、
家族のため、生活のため、
言葉を選ばずに言うと「お金のため」に働いている方もいるのだろうと。

そして私は、
「同じ保険営業である知人は何と言っていたか」を思い出していく内に気づいたのです。

もう一つの理由は、「自由を得るため」ではないかと。

 

「何のために」を言語化しよう

例えば、私の盟友でコーチとしてプロジェクトに参加してくれているOさんは、
“家族とゆっくり過ごすこと”を最上の価値に置いています。

また、やはり盟友であるMさんは、
“ゴルフのアスリートとしての時間”に仕事と同じくらいの価値を置いています。

二人に共通しているのは、週に何日と決めた稼働日は超ハードワーク、
ですが、不稼働日は徹底して自分の好きなことに思い切り時間を使っていること。

非常に贅沢な休日の過ごし方ですよね。

保険営業の仕事にはデメリットだけではなく、
「成果を上げた分だけ収入を得られる」という最大と呼んでも過言ではないくらいのメリットがあります。

「自分は何のためにハードワークをするのか」
理由を言語化できることは保険営業にとっての強みになるのです。

 

おわりに

前述のYさんは、とあるスポーツで日本代表まで上り詰めた方なのですが、初めて代表落ちを経験し、挫折を味わった時に、

「自分は何のためにこのスポーツをやっているか」を徹底的に考え抜いたといいます。

その結果、挫折を乗り越え、復活につながっていったのです。

「なぜ」ではなく「何のために」

あなたは「何のために」一生懸命働くのですか?

まだ、もし言語化ができていなかったら、ぜひトライしてみてください。

【編集部】

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