ストレスに負けない!「保険の仕事」で精神が不調な時にやってはいけないこと、やるべきこと

皆さんは保険営業の仕事をしていて、精神的に辛くなってしまう時はありませんか?
営業は人と深く関わる仕事なのでストレスを強く感じやすいですよね。
ストレスをため込み、精神的不調を長引かせると心の病気にもなってしまいます。
心の健康を保つにはどうすれば良いのか。今回は具体的な対策例等をご紹介します。

 

ストレス発散にはどんな種類がある?

皆さんは普段、どのようにストレスを発散していますか?
実はストレス発散法はいくつかに分類することが出来ます。

◆休息型
睡眠や入浴、音楽などでリラックスする方法
◆運動型
ストレッチやジョギング、スポーツで体を動かす方法
◆親交型
家族との団欒、友人と遊ぶ等の人と交流する方法
◆娯楽型
お酒や食べ物、ゲーム等を楽しむ方法
◆創作型
絵や手芸、演奏や料理、庭の手入れや日曜大工といったモノを創造する方法
◆転換型
部屋の模様替えや買い物、旅行に出掛けるといった環境を変える方法

以上のような種類があります。
しかし、このような方法を知っていても、思うようにストレスを解消できない人もいますよね。
上手くストレスが発散できない人はどんな特徴があるのでしょうか。

 

上手くストレスを発散できない人

上手くストレスを解消できない要因として、以下の特徴が挙げられます。

①真面目な性格
真面目な性格であることは社会人として悪い事ではありません。
しかし、心を擦り減らしやすい性格でもあります。
過剰に気配りをしてしまう、常に全力で挑んでしまう、完璧主義で小さなミスもしたくない。
こういった人は特にストレスを感じやすい上に、自分に厳しいあまりに力を抜くタイミングが分からないこともあります。

②自己主張が苦手
引っ込み思案でシャイな性格の人もストレスをため込みやすいタイプです。
自分の言いたいことが言えないため、ストレスを抱えていても外へ吐き出すことが出来ません。
吐き出せずにドンドン溜まる一方なので、心の病気になるリスクが高いです。

③自信がない、自己評価が低い
自信が無い人、自己評価が低い人もストレスを一人で抱え込んでしまう傾向があります。
ネガティブに考えやすいタイプなので、心の病気のリスクがあります。

④趣味がない
夢中になれる趣味がない人もストレス発散が上手くできないタイプです。
先述のストレス発散法の多くが趣味に関わる方法です。
それ故に楽しいと思えるものが無い人は、ストレスの発散で行き詰ってしまいがちです。

⑤忙し過ぎて時間がない
あまりに忙しいのも問題です。
休息を取る時間や、趣味を楽しむ時間が物理的に無くなってしまうことで、ストレスを発散する術が強制的に消えてしまいます。

このような特徴を持っていると、ストレス発散が上手くできないと言われています。
では、ストレスをため込むとどうなるのでしょうか?

 

ストレスをため込むとどうなるのか?

ストレスを上手く発散できずにため込むと、人の体はどうなるでしょうか。

主に、自律神経が大きく関わってきます。

人はストレスを感じると交感神経が優位になり、臨戦態勢に入ることで、ストレスから身を守っています。
しかし慢性的にストレスに晒されていると、延々と交感神経が頑張る状態になってしまいます。
この状態が続くと自律神経のバランスが崩れていき、様々な症状が現れます。
具体的な症状としては以下ような症状が出やすいとされています。

◆不眠 ◆頭痛 ◆肩こり ◆動悸 ◆口喝 ◆倦怠感
◆便秘・下痢 ◆胃痛 ◆苛立ち ◆不安感 ◆集中力低下

症状の現れ方は個人差があるため、必ずこれらの症状が出る訳ではありませんが
人によっては上記の症状が原因で、仕事の質が低下することも考えられます。
少しでも当てはまる症状があったら、無理はしないようにしてください。

 

ストレス発散が苦手な人でも試せるストレス対処法

ストレスをため込み、自律神経が乱れてしまうと
最終的に心が限界を迎え、精神疾患などを発症してしまいます。
手遅れになる前にストレスを発散するよう心掛けてください。

ですが「自分の性格は簡単に変えられないし、趣味も見つからない」という人もいると思います。
そんな人でも試せるストレス対処法をご紹介しましょう。

①どんなストレスを感じているか書き出す
日々の生活でどんなストレスを感じているか、文字にしてみましょう。
書き出すことで客観的に自分の状態を確認できます。

②簡単な整理整頓をする
精神的負担が少ない範囲で構いません。手短な整理整頓をしてみましょう。
身の周りが少し整うことで、ちょっとした気分転換になります。

③表情を意識する
言葉にすることが出来なくても、何となく今の気持ちを表情に出してみましょう。
テレビを見て笑ったり、泣いたりするだけでも溜め込んだストレスの発散になります。

④日光をよく浴びる
日光浴はセロトニンという脳内神経伝達物質の分泌を促進させます。
セロトニンは別名「幸せホルモン」と呼ばれ、増えることでストレス解消に効果が出ると言われています。

⑤よく眠る
睡眠不足は脳機能の低下や、ストレスの蓄積といった悪影響があります。
良質な睡眠を取れるよう、寝具を工夫してみても良いでしょう。
休憩時間に仮眠を取るのも良いですよ。

⑥人と会って話を聞いてもらう、相談する
自分にとって話がしやすい人に、自分の気持ちを聞いてもらいましょう。
愚痴や不満は、家族や信頼できる友人に聞いてもらい、外へ漏れないようにすると良いでしょう。
但し、精神的に辛かったり、不調を感じている場合は専門家に頼ってください。

以上がストレス対処法です。
全ての項目を試す必要はありません。ひとつでも「これなら出来そう」と思ったものを試してみてください。
少しずつストレスの対処が出来るようになれば、自然と手数を増やしていけます。
焦らず、自分のペースでやってみてください。

いかがでしたか?

保険営業は様々なストレスに晒される仕事。ストレス対処に悩んでいる人もいると思います。
是非ともご紹介した内容を参考にして頂き、日々のストレス対処に少しでも役に立てて頂ければと思います。

【編集部】

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