保険営業で長く生き残るコツ!
SNSの時代だからこそ“ハガキ”を活用しよう!

皆さんは保険営業の世界で長く活躍するために、工夫していることはありますか?
スマートフォンとパソコンが普及した現在、手書きの葉書や手紙を書く機会は少なくなりました。
しかし、そんな時代だからこそ「手書きのハガキ」が顧客に誠意を伝えるツールとして大活躍します!
今回はそんな手書きのハガキのメリットについて解説していきます。

手書きのハガキが顧客に与える心理的メリット

具体的に手書きのハガキを送るとどのようなメリットがあるのでしょうか。
まずは顧客の視点でみてみましょう。

良い顧客と認められた気分の良さ
自分宛てに手書きのメッセージが届くと「この会社の対応は丁寧」「良い会社に貢献した」という満足感を得られます。

FPへの信頼が生まれる
電子メールやSNSが普及した現代では、わざわざ手書きのハガキを用意するのは面倒な作業です。
ですが、そのひと手間をかけることで「親切な対応をしてくれる担当者だ。信頼できる」と感じてもらえます。
最終的には「この会社ならトラブルが起きても誠実に対応してくれるだろう」という信頼と安心に繋がっていきます。

このように顧客の信頼を得られると、顧客が周囲の人に「この会社はいいよ」と紹介してくれるかもしれません。

 

保険営業としてのメリット

では、我々保険営業の立場ではどのようなメリットがあるのでしょうか。

最も大きなメリットとして、同業他社への流出を防ぐ効果が挙げられます。
この効果を得るには、新たに名刺交換をした人にお礼ハガキを書くことが大切。
感謝と誠意を丁寧に伝えることで、顧客は上記の心理的メリットを感じられます。

その後は定期的に手書きのハガキを送りましょう。
定期的なアプローチはこちらの存在を忘れてしまうのを防ぐ効果が期待できます。
ハガキには寒中見舞い、暑中見舞いなど季節に応じた挨拶状があるため、定期的に送っても不自然ではありません。
顧客リストを作成して管理し、不備なく定期郵送が出来るようにしておきましょう。

また、ハガキは電話や面談と違い、相手の時間を拘束しません。
拘束時間があると、相手はどうしても不快な気分を感じやすくなります。
時間を拘束せず、好きなタイミングで内容を確認できるハガキは、顧客にストレスを与えない貴重なツールです。

そして手書きの文字。これが電子メール等にもないハガキ最大の利点です。
個性が表れる手書き文字は、文章の内容だけでなく視覚的にも印象に残りやすいので、重要な事柄は手書きにすると良いでしょう。

 

嫌われないハガキの書き方

さて、ここまで手書きのハガキのメリットについて説明してきましたが
「メリットは分かったが、どう書けば良いのか分からない…」と思っている人もいるでしょう。

ハガキはとても優秀なツールですが、扱いを間違うと顧客にマイナスの印象を与えてしまいます。
ハガキを書く際の注意点と文章のポイントを順番にみていきましょう。

ハガキを書く際の注意点

①宛名は出来るだけ手書きにすること
②一言で構わないので手書きのメッセージを入れること
③根気よく続けること
④キラーコンテンツを見直すこと

少なくとも宛名と一言メッセージは手書きで書きましょう。
手書きで書いてあるだけで、顧客に丁寧に対応する誠実な印象を感じてもらえます。

そして諦めずにハガキを定期的に出し続けること。
営業ハガキは一方通行のコミュニケーションです。相手の反応が分からないためモチベーションの維持が難しいですが、続けることで顧客との関係を保つことが出来ます。

更に、キラーコンテンツの内容を見直してみましょう。
FPなら保険の案内は出来て当然のこと。
中身を見ても「保険のご案内」だけでは顧客は落胆、白けてしまいます。
コンバージョン獲得に繋げるためにも、本当にキラーコンテンツになり得るのか、改めて考えてみましょう。

続いて、文章を書く際のポイントをケース別にみていきましょう。

文章のポイント

①商談が良い結果で終わった時のお礼状
顧客のあなたをもっと知りたい!親密になりたい!という気持ちを伝えることを意識しましょう。
今後も誠実に接する意思を感じさせることで、より顧客に良い印象を与えられます。

②次の商談を断られた時のお礼状
謙虚な態度を表し、場を設けて頂いた感謝を丁重に伝えましょう。
時候の挨拶を盛り込むとより丁寧な文章になります。

③季節の挨拶状
仕事よりも相手の顧客を気にかける内容をメインにしましょう。
ひとりの人間として顧客に寄り添うことで、顧客との距離が縮まりやすくなります。

 

まとめ

いかがでしたか?
ハガキにメッセージを書く時間、それはひとりひとりの顧客に向き合う時間。
自分がどんな人に対して営業しているのか、見つめ直す良い機会です。

SNS全盛期の今、昔ながらのハガキで顧客との繋がりを大切にし
保険営業で長く活躍していただければ幸いです。

 

【編集部】

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