私は、大阪府に在住の43歳の団体職員です。現在、入院保険5000円に入っており手術にも対応しております。先日、中学校の子供のPTAで知り合いになった方が保険のセールスレディーをされており、ファイナンシャルプランナーの資格を持っているということから無料で保険の診断をして下さるという話になりました。清楚で控えめな方だったので好印象でした。PTAには妻も同席しておりその方とも好意していたことから無料でしてくれるならいいのではということで私が休みの日に自宅へ来ていただく事になりました。
現在入っている保険証券を見せると入院の金額が足りないとか、がん保険に加入していないのでがんは治らない病気ではないが医療費がとても高額になるとか色々な資料を見せて頂きながら説明を聞いていました。一番指摘をされたことは私自身が万が一の時の死亡保障が無いことに驚かれ次週一度設計書なるものを持参して説明してくれるという話になりました。もちろん設計書を見たから絶対入らないといけないということもないので保険の勉強をしたら良いと親切丁寧に教えていただいたので、私も妻も嫌な気はせず次週またお会いする約束をしました。
次週そのセールスレディーの方は私自身の設計書と妻の設計書を作って持って来られました。前回私自身の話ばかりしていたのに妻の事も考えてくれているのかと思いとても好印象です。子供が高校、大学と私立に進学した場合の事を考えて私の死亡保障は5000万円必要であるという事を言っていたような気がします。又、妻に対しても万が一の時、子供達にお金を残したくないかというような事を言っていました。
確かにおっしゃられていることはよく理解できるのですが、掛け金を見てびっくりしました。二人で月5万円です。がんの入院手術の保障や先進医療というのもついているようですが、あまりに大きな掛け金であったためその場で大き過ぎてとても毎月掛け金を支払う事は出来ない事を伝え帰ってもらおうと思いましたが、その場でパソコンでもう少し保障を落としたプランを出して来られました。それでも金額は二人合わせて月35000円ぐらいでした。今日のところは一度検討すると回答してお引きとり頂いたのですが、来週また来ると言われその次の週は私自身も仕事があったので断りはこちらから連絡することで納得してもらいました。
帰られたあと妻と話したら、なかなか帰ってもらえなかった事も嫌な感じがしたし、前回の話では保険の勉強で断っても構わないという話であったのに全然違う印象であった事をお互い感じていました。子供の関係もありすぐに電話で断るのも悪い気がしたので1週間ぐらい考えたふりをして連絡することで妻と打ち合わせを行い、1週間後に電話をしました。電話口でも保障の重要性や病気や事故になってからでは保険に入れないことを散々言われましたが、現在の生活がしんどくなるので断りました。
素直に断りに納得されたので安心していたのですが、次週の土曜日に約束もしていないのに突然来られ、しかも上司の方のような女性も一緒でした。ひつこい勧誘に対し謝罪に来たのかと思い家に入れたのが間違いで今度は子供の学資保険と私の個人年金についての説明をし始めました。掛金がしんどい事を伝えているのに、学資保険や個人年金は掛け捨て部分が少なく貯蓄性に優れており、返戻金の率が良い事や生きていてもお金がかかる様なことを延々と語っていたことを思い出します。妻と席を外して話したのですが月1万円ぐらいの個人年金ぐらいなら掛けていく事ははできるとお互い思ったのですが、ここで一度契約してしまうと今後頻繁に来られても困るということで今回再度断りました。
今回の一番の教訓は無料で勉強ということは存在せず、又、知り合いからの営業は断り難いという事です。今後保険を見直す時や新規で契約すると時はこちらの予算を初めにしっかり聞いてくれる方でガンガン営業されない方を希望します。保険の窓口などに自ら足を運んだ方がいいのかもしれません。