就業時間外や休日に会いたいと保険の営業から連絡が来て…20代女性の体験談。

営業マンの体験談

就業時間外や休日に会いたいと保険の営業から連絡が来て…20代女性の体験談。

以前勤めていた会社に、保険員の方が出入りしていたのですが、従業員の多い会社だったので、大体毎月新しい商品の紹介チラシやその会社の保険に入っている方は見直しを進められたりと定期的に顔を合わせる関係でした。保険会社は、国内生命保険会社の大手です。

私は、年齢が20代後半で九州で音楽配信会社の総務をしていたのですが、ちょうど結婚し子どもが生まれるタイミングで、その頃からやたら話かけられるようになりました。いつも、世間話程度であまり保険については軽く話す程度なのですが、私が保険に加入していない事をつい話してしまって、その時から仕事中でもぐいぐい勧誘されるようになってしまいました。その保険会社が取り扱っている保険は、生命保険や医療保険、積み立て貯蓄型と子ども医療保険等さまざまな種類があるとの事でした。私も、子どもが生まれるのでこれを気に保険を考えていたのですが、貯蓄に少しでも回したいとの考えもあり躊躇していました。その保険員の方は、私が中々渋るので一度ゆっくりと私に合う保険を一緒にさがしてあげるとの事で、携帯番号を交換する事になってしまいました。私も、会社で毎月顔を合わすので断れずに了承しました。

保険員の方は40台後半の女性の方で、良くいるおしゃべりなおばちゃんという感じで、普段の世間話程度ではとっても気さくで感じの良い方でした。しかし、携帯番号を交換してから就業時間外に電話がかかってきたり、休日に時間をとれないかと電話がかかってきたりと何度も連絡がありました。私は、休日はやめてほしいと何度も断わりましたが、それなら仕事後に時間を取ってくれとしぶしぶオッケーしました。一応加入しなくても、相談だけで気がすむだろうと考えていました。紹介されたのは、貯蓄型の終身医療保険だったのですが見積もり金額が1万近くで、初めて入る保険なので高すぎるといったのですが、何年かに一度お金は戻ってくるから保険料的には安いんだという事を話していました。また、相談もしていない夫の保険まで見積もりを作成してきて、既に加入していると伝えても何かあった際には2重で支払われるからと押してきました。困ってしまったので、とりあえず見積もりを持ち帰って検討すると伝えてその日は帰りました。

家に帰って夫に相談した所、やはり今加入しているので十分との判断で私の保険に関しても貯蓄と保険は別にして考えるべきとの結論に至りお断りする事になりました。会うとまた別の保険を勧誘される可能性があるので電話でお断りしたのですが、翌週会社に別の見積もりを持ってきて、医療保険のみの商品を勧められました。正直、仕事中に私が保険員を呼んで話し混んでいると見られてるのではないかと、かなり周りの目が気になりました。仕事後もお断りの為何度か時間を作るはめになり、帰りが遅くなってしまった事もありました。後々、会社の人に聞くと保険に加入していない人には加入するまでしつこくつきまとわれるらしく、私も加入しないといつまでも見積もり書を持って追い回されると困ると思い、思いきって知り合いの保険に加入したとウソをつきお断りしました。

それからは、嫌な顔をされ少し気まずくはなりましたが無理やりな勧誘は無くなりました。確かに、保険加入したいという気持ちはありましたが、検討する時間や予算等もう少し相手に寄り添って相談に乗って欲しかったです。後、時間外や休日、時間がない時に無理矢理時間を割かせる事は絶対にNGにしてほしいです。こういう風に勧誘されると、加入させる事がメインでその後はほったらかしだったり、必要ない補償が入っているのではないかと不安になります。やはり、長く付き合っていく保険なので、金額・補償両方の面で納得した上で自らオッケーを持って加入できるよう案内してほしいです。