商品納品時に箱を開けると、なんと…。輸入卸業の営業マンの失敗談。 | 営業マンの体験談

商品納品時に箱を開けると、なんと…。輸入卸業の営業マンの失敗談。

営業マンの体験談

商品納品時に箱を開けると、なんと…。輸入卸業の営業マンの失敗談。


以下、私の夫の話です。

業種:輸入卸業
営業歴:4年(5年目から転職しました!)
役職:2年目途中からチームリーダー
勤務体系:上がることのない年棒制の、一般的なブラック企業のスペックはすべて揃っております。

就職したきっかけ:
有名国立大学に入学したのですが、勉学は特に頑張っていませんでした。
いざ、大学4年生になっても特に就職活動もせず、たまたま夜の倉庫でバイトしていた時、仕分け依頼できた家具がその会社の商品で、何となくインテリアに興味を持って就職。
そもそも営業職って何するんだろう?ぐらいな気持ちで始めました。

営業スタイル:
基本的にはBtoBで、輸入した家具・雑貨を全国の家具屋・雑貨屋・量販店に営業をかけます。
最初は、新規では無く既存の企業さんを毎日ルート訪問、商談の流れでした。

失敗内容:
夫自身が失敗した点は、仕切りの点です。
※仕切りとは業界によってとらえ方がさまざまかと思いますが、ここでは間を取り持って仕切る、を意味します。
まず、一連の流れを説明します。
客より革ソファーの注文が入り、会社の倉庫にある商品を出荷しました。
納品後、商品の箱を開けたら革に大きな傷がありました。
この時点では、正直輸入物だと良くあることなので、先方も特に怒らず、検品して再納品してと依頼されました。
検品出荷後、納品時に、念のため夫も立ち会いました。
そして、箱をあけると、、、
使用済みの修正ペンが同梱されていました。
しかも革と同色の。ご丁寧に蓋が空いて、インクが漏れ、革ソファーに付着までしております。
しかも、明らかにこの修正ペンでここを修正したんだな、とわかる箇所まであります。
これは先方も大激怒です。
検品はどうなっている!取引辞める気か!と怒号の嵐です。
慌てて上司(鬼)に電話しますが、慌てているので説明がぐちゃぐちゃになり、こちらからも怒号が。。。
さらには、検品係に電話しても知らぬ存ぜぬで、論点をすり替えられ、輸入物だから多少の傷は仕方ないと言われる始末です。
問題は修正ペンのはずなのに、です。
当時、仕切りが下手すぎた夫は、さらに慌ててその旨を先方に伝え、もちろん、さらに大激怒です。
火事場にダイナマイト状態です。
上司を呼べ!反省文をだせ!騒ぎです。
結局、会社のお偉方の印鑑入りの始末書・顛末書・謝罪文を作成するはめになりました。
そもそもの原因は、検品係が下手なミスをしないようにするか、仕入れ担当が傷のとかケアがきちんとされた商品を選別して仕入れるかすれば起こらない事故だったのですが、当時の夫の手際の悪さ、当事者意識の無さが招いた結果でした。

その後:
夫は気づきました。社内でも社外でも、営業は力が全てだと。
力でねじ伏せられたがために、全て夫の責任になりましたし、客からも社内からも怒号されたわけです。
そこからは早かったです。まず、信用回復を図るために必死に仕事をし、売上を上げ、社内での立ち位置を上げました。そして、絶対に上からも客からもなめられないよう、一つのミスも無くし、社内でも全てにおいて信用されるようになりました。
結果、2年半程で最速チームリーダーとなり、上司(鬼)には特に怒られない、むしろ夫自身が鬼になって周囲を脅かす存在にまでなっていました。
もちろん、当初の検品部署に関しましては、直接社長に話を入れ、当初の話を細かく説明しました。
その後、検品部署のお偉い人から、直接謝罪のメールをいただいておりました。
そして、最後はかなり惜しまれながら、上場企業に転職したとのことです。

ブラック企業で苦しまれている方は多くいると思います。
夫はこう、エールを送っております。
人になめられるな、誰よりも知識を増やして、誰よりも努力すれば、その人を疎かにする人間はいない。